スーツケースといえば、みなさんどこのブランドを思い浮かべるでしょうか。
我が家でスーツケースといえば、RIMOWA(リモワ)です。
価格はかなり高いですが、その分造りがしっかりしていて長く使える、超有名ブランドです。
今回、長期の海外旅行に行くにあたり、RIMOWAのスーツケースを購入したため、ご紹介したいと思います。
なぜRIMOWAを選んだか
RIMOWAのスーツケースを購入したきっかけは、ずばり夫がRIMOWA好きだったから。
以前から夫はRIMOWAの小型スーツケースを愛用しており、その使いやすさと丈夫さが心底気に入っているため、RIMOWAのスーツケースを購入することになりました。
たしかに購入済みの小型スーツケースに関しては10年くらい使用しているので、耐久性としては問題ないかと思っています。
また、RIMOWAのスーツケースでいいなと思ったところは、修理可能というところ。
購入から5年間無償補償がついており(有償の場合もあるそうです)、東京都内なら銀座や表参道のリモワストアに持ち込むと対応してくれるとのことで、これが私としては一番の決め手でした。
これまで私は5回ほど海外に行ったことがあり、3つの大型スーツケースを使用してきましたが、やはり1度預けるだけで結構な傷がつきますし、旅行先で鍵が壊れて半分空いたまま荷物を預けたこともあります。
安心して旅行を楽しむためにも丈夫であることは最重要ですし、万が一何かあった時には修理してもらえるのは非常に心強いと思ったため、RIMOWAのスーツケース購入を決めました。
購入したスーツケース
夫が購入したスーツケースは「RIMOWA 882.73.33.5 LIMBO 78CM 86.5L 7~10泊用 4輪 TSAロック キャリーバッグ GRANITE BROWN」。
色は「クリームホワイト」「ブラウン」「レッド」「ブルー」「ブラック」の5色があるのですが、私たちは「ブラウン」を選びました。
どの色か最初は迷ったのですが、「クリームホワイト」は汚れがめだちそう、「レッド」は夫が一人だと持ちにくい、「ブルー」は(リモワストアの店員さん曰く)傷が一番目立つ、「ブラック」は指紋が目立つ、とのことで、なんとなく色も好きなので「ブラウン」にしました。
このスーツケースを選んだのは下記の5つの理由からです。
- 丈夫だけど重すぎない
- 開閉部分がフレーム
- 荷物かけフック付き
- ハンドルが持ちやすい
- スーツケース内側の仕切り板
- 電子タグ付き
それぞれ、細かく説明していきたいと思います。
丈夫だけど重すぎない
RIMOWAといえば、アルミニウム素材のスーツケースです。
見た目はスタイリッシュでかっこいいのですが、正直、大型になるとかなり重いです。
夫が持っている分には問題ないのですが、私が絶対に持たないという保証はないので、私が持つことになっても大丈夫なようにアルミボディは避けました。
購入したLIMBOというシリーズはポリカーボネイトという素材で軽いのですが、アルミフレームなのでとっても丈夫。
ギリギリ私でも持つことができるので、こちらの素材を選びました。
開閉部分がフレーム
これは私のこだわりだったのですが、開閉部分がファスナーだと荷物を入れた時に持ち手がない方が重みで下がって形がゆがむので、断然フレームがいいと思っています。
ファスナーの方が重さは軽くなるのですが、頑丈さも考えてフレームで囲ってある方が(私は)好みです。
スーツケース選びを始めた当初、夫はファスナー派だったのですが、上記の持論を語ったところ、どうやら納得してもらえたようで、フレームになっているスーツケースを選んでもらえました。
荷物かけフック付き
RIMOWAスーツケースの特徴の一つ、荷物をかけるフックがついていることも購入の大きなポイントです。
スーツケースの外側に小さなフックがついており、使う時だけ引っ張って荷物をかけておくことができます。
ベルトの素材が布なのでスーツケース本体もカバンも傷つかず、サッと荷物をひっかけることができるのでとても便利です。
(私はRIMOWAのスーツケースを持ったことないのですが、夫の小型スーツケースについているのを見てずっとうらやましく思ってました…)
ただしこの超便利なベルト、なんと2018年8月から販売している新モデルにはついてないんです…!!!
スーツケース探しを今年の6月から始めて、6月末くらいに偶然リモワストア銀座店の店員さんに聞いてびっくりしました。
店員さんも、これがRIMOWAの特徴でもあっていいところなのになぜですかね…と首をかしげていましたが、本当に残念です…。
一気にすべてのスーツケースがフックなしの新モデルになるわけではなく、フックありの旧モデルがあれば取り寄せ含め対応可能とのことでしたが、フック付きのスーツケースの購入を考えている方はどうぞお早めに!!
すでに新モデルの販売に切り替わっていますが、このフックは非常に便利なのでおすすめです◎
ハンドルが持ちやすい
こちらは今回のスーツケース選びで夫が気にかけていた点です。
まず絶対条件として、T字ではないこと。
1泊2日用くらいの小さなスーツケースならいいのですが、大型スーツケースでT字は絶対に持ちにくいので、四角い形のハンドルであることが必須でした。
次に、ハンドルが無段階で調整できること。
3段階くらいで調整できるものはよくありますが、RIMOWAのスーツケースは好きなところで自由に止められます。
また、ハンドルについているボタンも押すだけでポンっと持ち上がるので、とても持ちやすく使いやすいため、購入するきっかけの一つでした。
スーツケース内側の仕切り板
LIMBOのスーツケースの内側には仕切り板(ディバイダー)がついており、これがとても便利なんです。
通常のスーツケースですと、Xバンドで固定するタイプやメッシュや布の大きなポケットで抑えるタイプが多いかと思いますが、LIMBOについている仕切り板は本当に板のようになっており(固いです)、荷物の上に全面的にかぶせた上で留めるため、しっかりと固定することができます。
また、中の荷物が少なくても仕切り板のマジックテープを絞って留めることができるため、安定した状態で荷物を運べます。
なお、LIMBOはスーツケースの両側にこの仕切り板がついており(LIMBO以外の種類では片側しかないものもあります)、どちらに荷物を入れるか悩まなくて済むのもいい点だと思います。
電子タグ付き
これが今回のスーツケース選びで一番論争になった点であり、夫の一番のお気に入りポイントでもあります…。
購入したスーツケースの大きな特徴は電子タグがついていること!
電子タグとは、スーツケースの外側についている小さな画面(電子ペーパー)のことです。
電子ペーパーなので、一度書き込むと電池がなくても表示され続けます。
専用のスマートフォンアプリと航空会社のアプリを連動させることで、事前に荷物のチェックインができます。
電子タグの使い方
RIMOWA専用のスマートフォンアプリをインストールして電子タグの設定をおこないます。
電子タグのメリット&デメリット
電子タグのメリットは下記の3つ。
- 手荷物引換証が電子ペーパーで表示されるようになる。紙タグではないため汚損、紛失の心配がなく、ロストバゲージになりにくい
- 事前に預入荷物の手続きが可能なため、チェックインカウンターでの手続きが減る
- 手荷物引換証を表示させる以外に、好きな画像を表示させることができる(荷物が見つけやすくなる)
初めて見たときは画期的!と感動しましたが、よくよく聞くといくつかデメリットも…
- 電子タグ対応の航空会社が少ない(ルフトハンザ航空など)
提携航空情報はこちら→RIMOWA - Electronic Tag - 毎回乾電池を出し入れする必要がある(電子タグを利用するには乾電池を入れなければならず、荷物預け入れる場合は保安上、乾電池を外さないといけない。しかも電池ボックスがかなり固い。店員さんはペンを使ってこじ開けてました。)
対応航空会社の少なさに関しては、やはりJALとANAが対応してないことが個人的には残念ですね…。
また、もし今後対応可能な航空会社が増えたとしても、荷物の預け入れを行うには航空会社のアプリをそれぞれ個別にダウンロードしなければいけないそうなので、それはそれで管理が面倒な気もします。
現在は電子タグ利用者が少ないので、カウンターでのチェックイン時間短縮につながりますが、電子タグ利用者が増えれば、チェックイン方法がみんな一緒になるので、時間短縮効果も少なくなるとか。
乾電池に関しては、リモワストアの店員さんが別のお客さんから聞いたお話ですが、乾電池を抜いたにもかかわらず、電子タグ自体をその場で外すよう言われた方もいるそうです。
たまたま担当の係員の方が電子タグの存在を知らなかっただけかもしれませんが、もしこんなこと言われたら非常に困ってしまいますね…。
ちなみにこの電子タグ、止められているネジが星型なので普通のドライバーでは外せません!
そして外したところでポッカリ穴が開いてしまうので、荷物が飛び出る可能性があります…
なので電子タグに慣れるまでは、利用時に少し気を遣う必要があるかもしれません。
まとめ
今回はRIMOWAのスーツケースをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
スーツケースは国内外の旅行を支えてくれる大事な相棒になるので、皆さまもぜひお気に入りのスーツケースをお探しください。
RIMOWAのスーツケースの使いやすさと丈夫さは定評があるため、長期的に使いたい方にはおすすめのブランドです。
RIMOWA JAPANの銀座6丁目さんへ商品のリサーチに直接お伺いし、店員さんからの生のお話もたくさん聞けました。
(2018年7月1日より、RIMOWA JAPANへ事業継承しています)
電子タグについても正直な感想もたくさんお伺いできました。その上でデメリットばかり並べてしまいましたが、今後少しずつでも対応可能な航空会社が増えてくれると信じて、使える日を楽しみに待ちたいと思います。(今回のアメリカ旅行では使えないので、別の旅行で使用レビューを書く予定です)
今回、購入した商品はこちらです。