星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」のひとつ、「界 箱根」に宿泊してきた様子をお届けします。
後編では夕食後からチェックアウトまでの様子をピックアップします。
旅行のメインとなる温泉(「界 箱根」の大浴場は洗い場も外にある半露天風呂です)や朝食の様子について写真を交えて紹介します。
なお、チェックインから夕食までについてはこちら(前編)をご覧ください。
ご当地楽とロビーラウンジ
夕食後はロビーラウンジで開催しているご当地楽に行く予定だったのですが、部屋でのんびりしている間にすでに終了していました。。
「寄木紙芝居」と「寄木CHAYA」がご当地楽として楽しめるとのことで、「寄木紙芝居」9:00〜9:15、「寄木CHAYA」は9:45までやっていると夕食時は聞いていたのですが、9:30頃には全て終わっていました。
ただし、夕食後に部屋へ戻る途中の時点(9:00くらい)では2人しかお客さんがいなかったので、もしかしたら早めに切り上げたのかもしれないですね。
ご当地楽は体験できませんでしたが、代わりにロビーラウンジでドリンクをもらって一休み。
エスプレッソマシンやハーブティのセットがあるドリンクコーナーでは、24時間いつでもドリンクがもらえます。
ドリンクコーナーの横にはライブラリーがあり、気に入った本があればお部屋に持っていくこともできるそうです。
また、ロビーラウンジの奥には売店があり、お菓子や箱根の伝統工芸品の寄木細工を購入することができます。
界 箱根のロビーラウンジは広やかで開放感もあるので、お時間のある方はぜひ立ち寄ってみてください。
冬限定「冬のれん」の露天風呂
星野リゾート「界」のメインはなんといってもやはり温泉です。
「界 箱根」の大浴場は半露天風呂になっており、洗い場も外側にあります。
冬〜初春の時期は冬のれんといって、大きなのれんが大浴場の真ん中にかかっており、内風呂と露天風呂の2つに区切られます。
私たちが行った際ものれんがかかっており、おかげで内風呂側は思ったより寒くなかったです。
※ただし風が入り込んできたりするので、寒い時期は事前にお部屋の内風呂で髪や体を洗っておくのがおすすめです。
のれんをくぐって露天風呂側に行くと、自然の景色が広がっており、川のせせらぎの音も聞こえて、とても気持ちがいいです。
のれんには箱根の風景が描かれており、絵を楽しみながらゆったりとつかっているとついつい長風呂に…。
夜と朝で男湯と女湯が入れ替わるのですが、どちらの露天風呂も同じくらい素敵でした。
お風呂上がりの楽しみ!湯上がり処
私が星野リゾート「界」で温泉の次に好きなのはこの湯上がり処です。
ここでドリンクやアイスをいただきながらのんびりする時間がたまりません。
「界 箱根」の湯上がり処は残念ながら個室ではなく、大浴場の入り口にちょっとしたスペースが確保されているのみという点が少し残念ではありましたが、飲み物や食べ物の種類が多いのは嬉しかったです。
飲み物はお水とお湯のほか、黒豆茶とオリジナルドリンクの「十郎梅の雫蜜」がありました。
飲み物と一緒に柚子みつもあり、お水やお湯に溶かして飲むと美味しかったです。
食べ物はアイスキャンディと冷凍みかんがあり、アイスキャンディの味はリンゴ味やパイナップル味などいくつか種類があります。
冷凍みかんについては、おすすめの食べ方として「入浴前に先に出しビニールに入れて常温で置いておくと入浴後に食べ頃になる」と書いてあったのですが、1時間くらいでは全くとけず…。
結局、部屋に持ち帰って流水解凍して食べました。。(冷たくて美味しかったです!)
ご当地朝食
お布団でゆっくり眠った後は朝ごはんへ。
その前にちょっとした余談ですが、今回宿泊したお部屋は就寝時、かなり冷えました…
部屋に暖房設備はあるのですが、お布団が敷かれている一番広い部分は暖房がつかないらしく、結構寒かったです。。
ただ、川の流れる音を聞きながら寝られる機会はなかなかないので、その点はとてもよかったと思います。
朝食は夕食と同じ会場で、ご当地朝食をいただきました。
界では地域色を感じる食材や、郷土の調理法を取り入れた「ご当地朝食」をご提供しています。
峠越えに備え、箱根の宿場町では力がつく料理が供されていたそうです。
界 箱根でも朝から元気に旅をしてもらうため、甘酒やかまぼこ、力はんぺんなどを味わえる和食膳をご用意します。
どれも美味しく、とってもボリューミーな朝ごはんです。
お味噌汁とご飯はおかわり自由とのことで、お腹いっぱい食べることができます。
実はこの朝食の時にちょっとしたサプライズがあり、なんと前夜の夕食時に撮影した写真がテーブルに…!
しかも写真たて入りです!
「今日がお誕生日と聞いていたので〜」と、素敵なサプライズをしてくれてとっても感激でした。
チェックアウト
朝食後はお部屋でのんびりしたり朝風呂を楽しんだりして、チェックアウトへ。
事前に夕食時の飲み物代を精算しておいたので、チェックアウトはフロントに鍵を預けるだけです。
帰りは、私たちの姿が見えなくなるまで玄関でずーっとお見送りしてくれました。
まとめ
「界 アルプス」に次いで2度目の星野リゾート「界」での宿泊でしたが、美味しい食事と開放的な露天風呂を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
ネットで調べると、「界 箱根」はどうやら倒産した別会社の高級旅館を改装しているようで、建物が古くなっている箇所はありますが、中は綺麗にリフォームされています。
高級旅館というよりは、隠れ家のような落ち着いた雰囲気なので、のんびりとした宿泊を楽しみたい方におすすめな旅館でした。